讃えよ! きしめん、味噌煮込、名古屋の麺

昭和初期へタイムスリップ

投稿者: MIZUNO  投稿日: 2013年09月07日
分類: レトロ  名古屋市西区  地域別きしめん 
 

名古屋城から清須へ続く美濃路。国道22号の一本北側に今も残ってます。若き信長はこの道を通って那古野城から庄内川へ水練に出かけていたのですが、その途中、押切北交差点を南に折れると東側にあるのが丸一うどん店(西区浅間2-6-7)です。

店内に入ると、昭和初期?にタイムスリップします。液晶テレビが現代に引き戻してくれますが、これはなかなか。小太りのおばちゃんが「よう来ていただけました」と丁寧にご挨拶してくれます。テーブルにはメニューらしきものがなく、壁に貼ってあるメニューからきしめん定食780円を迷わずチョイスしました。きしめんだけは400円です。先客は3名ほど。

揚げ物の音のする中、待つこと…15分は過ぎているでしょうか、やっと出てきました。鉄板にでっかいとんかつとキャベツ。きしめんは葱だけのシンプルなもの。ご飯は小さく見えますが、ぎっしりと盛りつけてあります。「かつおは好みがあるでね」とおばちゃんが言うので、入れてくださいというとタッパー持ってきて入れてくれましたw 写真には写ってませんが、でっかい業務用マヨネーズを持ってきてくれたので、それをキャベツにかけます。

見ての通り濃い出汁のきしめんは、典型的に美味しいですが、麺にも特徴はありません。しかしこれ、780円なら大満足でしょう。厨房から70過ぎと思われるオバさんが出てきて客と話を始めましたが、この人が主人でしょうか。さすがは美濃路界隈、下町情緒たっぷりの店でした。
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店舗情報

店名 丸一うどん店
住所 西区浅間2-6-7

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このブログについて

きしめん、味噌煮込み、カレー煮込みなど、名古屋には独自の麺メニューがありますけど、どうも最近は讃岐うどんとかのチェーン店に押され気味。
さらに普通のきしめん屋さんは経営者の高齢化も進んでいて、10年後にはかなりの店が閉まってしまうのではという危惧も。きしめんというと駅ホームの店がいつもマスコミに取り上げられますが、独自のきしめん店はあちこちにたくさんあるのです。

そこでこのブログでは名古屋きしめん文化がいつまでも続くよう、できるだけたくさんお店を紹介したいと思います。

また味噌煮込み(みそにこ)やカレー煮込み(カレーうどん)も名古屋の麺。こちらも少しずつ追加して行こうと思っています。

 

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