名古屋城から清須へ続く美濃路。国道22号の一本北側に今も残ってます。若き信長はこの道を通って那古野城から庄内川へ水練に出かけていたのですが、その途中、押切北交差点を南に折れると東側にあるのが丸一うどん店(西区浅間2-6-7)です。
店内に入ると、昭和初期?にタイムスリップします。液晶テレビが現代に引き戻してくれますが、これはなかなか。小太りのおばちゃんが「よう来ていただけました」と丁寧にご挨拶してくれます。テーブルにはメニューらしきものがなく、壁に貼ってあるメニューからきしめん定食780円を迷わずチョイスしました。きしめんだけは400円です。先客は3名ほど。
揚げ物の音のする中、待つこと…15分は過ぎているでしょうか、やっと出てきました。鉄板にでっかいとんかつとキャベツ。きしめんは葱だけのシンプルなもの。ご飯は小さく見えますが、ぎっしりと盛りつけてあります。「かつおは好みがあるでね」とおばちゃんが言うので、入れてくださいというとタッパー持ってきて入れてくれましたw 写真には写ってませんが、でっかい業務用マヨネーズを持ってきてくれたので、それをキャベツにかけます。
見ての通り濃い出汁のきしめんは、典型的に美味しいですが、麺にも特徴はありません。しかしこれ、780円なら大満足でしょう。厨房から70過ぎと思われるオバさんが出てきて客と話を始めましたが、この人が主人でしょうか。さすがは美濃路界隈、下町情緒たっぷりの店でした。
店舗情報
店名 | 丸一うどん店 |
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住所 | 西区浅間2-6-7 |