讃えよ! きしめん、味噌煮込、名古屋の麺

90歳から素晴らしいきしめんを頂きました

投稿者: MIZUNO  投稿日: 2013年10月19日
分類: ピロピロ薄麺のきしめん  レトロ  名古屋市守山区  地域別きしめん 
 

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いつも時間が合わなくてふられて続けていたかどふく本店、ついに訪問出来ました。場所は瀬戸電ひょうたん山駅の南側です。ひょうたん山駅は瀬戸電でも普通しか止まらないマイナーな駅ですが、古い商店街風(数軒だけ)の駅前(銭湯も昔はありましたが今はもう無いです)のちょっと風情のある駅です。この店、いつからやっているのでしょうか、昔のままの外観ですね。

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店内に入ると近所の爺さんが何人もビールを飲んでます。注文を取りに来るのは和服の婆さん、御年90才。どうやらこの人はナゴヤドーム皆勤婆さんとして有名なようで、店内はドラゴンズ色に満ちてます。テレビ番組のタレント色紙もいっぱいあります。定食はないので、きしめん410円と小ご飯160円とやっこ160円を注文。婆さん、補聴器を新調したそうですが、「耳聞こえんでごめんね」と。

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かどふく新守山店で大感動したきしめんですが、こちらはそれとは異なり幅はそう広くないものの、薄くてピロピロ、のどごしがいい。これこそうどんや蕎麦、そうめんなどと違う、きしめん独自の味わいです。出汁は濃くはなく、やや辛めで、これは新守山店と同様か。揚げもさほど味のついてないもので、出汁を吸うことで味がつきます。ほうれん草や赤い耳のかまぼこもいい感じ。

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かどふく、両店、素晴らしいです。どちらの店もきしめんらしいきしめんです。こうなると残りあと一軒、かどふく大森店へぜひ行きたいところですが、ここ、実はもっとふられ続けている店なんです。すでに5回以上店の前まで行ってますが、やってないw 平日の昼12時に行かないとダメかな。

本店の方はお孫さんと思しき年代の人が働いてますので、90歳亡き後wもしばらくは大丈夫でしょう。店の南に駐車場も数台分あります。

 

店舗情報

店名 かどふく本店
住所 名古屋市守山区長栄16-12
電話番号 052-791-2025

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このブログについて

きしめん、味噌煮込み、カレー煮込みなど、名古屋には独自の麺メニューがありますけど、どうも最近は讃岐うどんとかのチェーン店に押され気味。
さらに普通のきしめん屋さんは経営者の高齢化も進んでいて、10年後にはかなりの店が閉まってしまうのではという危惧も。きしめんというと駅ホームの店がいつもマスコミに取り上げられますが、独自のきしめん店はあちこちにたくさんあるのです。

そこでこのブログでは名古屋きしめん文化がいつまでも続くよう、できるだけたくさんお店を紹介したいと思います。

また味噌煮込み(みそにこ)やカレー煮込み(カレーうどん)も名古屋の麺。こちらも少しずつ追加して行こうと思っています。

 

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