美味いきしめんがこんなへんぴ（失礼ｗ）なところに 尾関屋

美味いきしめんがこんなへんぴ（失礼ｗ）なところに　尾関屋

美味いきしめん屋、見つけましたよ。尾関屋さんです。所在地の中村区新富町といっても全然ピンときませんが、国道22号枇杷島橋の手前を西に入り、新幹線のガードをくぐったあたりとなります。庄内川の堤防下ですね。古い住宅街の中で、周りに商店は見当たりません。クルマで行くしかないところですが、駐車場は4,5台分あります。

蒲鉾とネギだけが入ったきしめん。幅、広い。厚さ、たいへん薄い。つやつやした麺はコシがなくてピロピロ。すする感覚で食べます。これぞきしめん。素晴らしい。出汁はやや辛めの素直な醤油味。濃いたまり汁ではないですが、ペラペラの麺によく合います。なるほどこういう麺を味わうには濃すぎる出汁は合わないわけですね。手打系の店がそうすることが、この店で初めてよく分かりました。

かき揚げは大きめの野菜がたっぷりで、小分けにして出汁につけて食べると、うみゃい。さくさくではなくクタッとした揚げ物ですが、全然気になりません。ライスとよく合います。思わず1つ追加。

60代くらいのご夫婦二人でやっていらっしゃるようで、厨房には奥さんが入っていました。入口には乾麺120円も売っています。買ってきまいましたが、いただいた領収書には手打麺類製造・卸小売販売　尾関屋とありました。製麺所もあるのでしょうか。なお営業時間は11時から14時まで、定休日は日祝と第一土曜日ですのでご注意を。ここはお勧めです。