讃えよ! きしめん、味噌煮込、名古屋の麺

昔からの名代きしめんを今も伝える新しめの店 摩留喜屋

投稿者: MIZUNO  投稿日: 2014年02月02日
分類: 名古屋市東区  地域別きしめん  普通のきしめん  種類別きしめん 
 

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新出来町の交差点といえば、かつてはストリップの銀映があったところ。今はセブン-イレブンになってしまって味気ない話ですが、そこから南へ350m百人町西交差点から狭い道を東に入ると桔梗湯という古びた銭湯の先に摩留喜屋さんという麺類食堂がありました。といってもこの道、西行きの一通なので、クルマの場合はぐるっと回ってこないといけませんが。それでも駐車場は店の手前に2台あります。名代きしめんの大看板がありますが、新出来から南に走っていても、ここに店があることは絶対気がつかないでしょうね。私もまったく知りませんでした。

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新し目の3階建てビル一階の細長い店内は、15人も入れば一杯かと。昼時をちょっとずらして行きましたが、満席でした。表のホワイトボードに本日のきしめん定食のオカズが表示してあります。きしめん定食好きのための店ですね、これはw で、本日のアジフライきし定を注文しましたが、前に4人グループが二組入っていて、なかなか出てきません。そこでメニューをじっくり見てました。きしめんは驚きの380円です。安い。味噌煮込み680円、カレー煮込み700円(共に玉子入り)、玉子丼は500円でミニきしめんとオカズをつけた定食がプラス270円。ということで380円のきしめんにご飯とオカズをつけて270円、そこできしめん定食650円となる、大変整合性のある価格設定が好印象です。

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というようなわけで出てきたのはまあ想像通りのものw。ホワイトボードは金時豆となっていましたが、昆布の佃煮でした。かまぼこはありませんがほうれん草の入ったきしめんはたまり汁の濃い目。これに合わせるのはやはり肉厚のきしめんです。薄い汁には薄い麺、濃い汁には分厚い麺という原則はここでも生きてます。濃く甘めの出汁はご飯によく合いますから、オカズがやや足りない時でも、ご飯が食べられます。今回もそんな感じで、本当はもう一品オカズが欲しいところ。

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とはいえ、中年と思しきご主人もホンワリした感じの人で、自らお茶を注ぎに来てくれましたし、いい感じの麺類食堂でした。きしめんに関しては、こだわりというより伝統のひと品ですね。昔からの「名代きしめん」が食べられます。ちなみに店の名は「丸に、七が三つの喜」のマークからきてるようです。

 

店舗情報

店名 摩留喜屋
住所 名古屋市東区百人町92-3
電話番号 052-936-8815

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このブログについて

きしめん、味噌煮込み、カレー煮込みなど、名古屋には独自の麺メニューがありますけど、どうも最近は讃岐うどんとかのチェーン店に押され気味。
さらに普通のきしめん屋さんは経営者の高齢化も進んでいて、10年後にはかなりの店が閉まってしまうのではという危惧も。きしめんというと駅ホームの店がいつもマスコミに取り上げられますが、独自のきしめん店はあちこちにたくさんあるのです。

そこでこのブログでは名古屋きしめん文化がいつまでも続くよう、できるだけたくさんお店を紹介したいと思います。

また味噌煮込み(みそにこ)やカレー煮込み(カレーうどん)も名古屋の麺。こちらも少しずつ追加して行こうと思っています。

 

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