この前教えてもらったのが愛知県産の麺類用小麦の新種「きぬあかり」(http://www.pref.aichi.jp/engei/kinuakari/)。10年がかりで改良された新品種でこれを使った地産地消麺を出す店が増えつつあります。ちなみに現在、一般に使われている小麦は8割方が豪州産だそうです。食料自給率を高める意味でもがんばってもらいたいもの。写真は先日、海部郡方面に行ってきた時に発見した麦畑ですけど、きぬあかりかどうかは不明ですので、すみません。
で、きぬあかりを食べに行ってきたのが八事の饂飩坊一休という店。残念ながらきしめんはないですけど、味噌煮込み(玉子入り800円)はありました。で、この味噌煮込みにもきぬあかりが使われています。肝心の麺のアップ写真を撮り忘れましたが、モチっとした食感はいわゆる例の固い味噌煮込みの麺ではなく、素直に麺そのものが美味しいといえるタイプのもの。出汁もドロッとしてなくて(粉が入ってなくて)さっぱりとした味噌うどん風のもので、あっさりといただけました。連れ合いはしょうゆ煮込み(親子入り900円)を食べましたが、ちょっともらって食べた見たら、こちらは麺そのものがより楽しめるもので好感が持てました。
実は北海道産全粒粉を用いた黒うどんも食べたかったので、味噌煮込みにはご飯なし。その点は名古屋人として物足りないw 黒うどんはまさに蕎麦のような感触で、こちらはきぬあかりではないそうですが、濃い目の汁につけると、薬味などいらないほど、麺のみで美味い。ああ、この店できぬあかりのきしめんを食べてみたい、と切に思うのでした。
店舗情報
店名 | 饂飩坊一休 |
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住所 | 名古屋市昭和区石坂16 |
電話番号 | 052-834-8340 |